街を走っていると、たまに見かけるアンティークショップ。ソルトレイクを出発して、Bryce canyon national park(ブライスキャニオン国立公園)に向かっている途中に、車中から面白そうな店構えのアンティークショップを発見!
その時は通り過ぎてしまったのですが、他の用事を済ませて時間が余ったので、もう一度来た道を戻り、アンティークショップに行ってみました。車を留めていざお店へ行ってみると、入り口のドアにはCLOSEの文字が。
あれ?さっき見た時は、OPENだったような?と思いながら、車に戻ろうとしたその時、背後から叫び声がしました。
振り返ってみると、車に乗ったおじさんが札束を見せながら「1分で戻ってくるから!」と叫んでいました。どうやら、お店の店主だったようで、今日の売り上げと思われるお金を、お店のすぐ近くの銀行に預けに行くタイミングのようでした。
せっかくなので、店先にある商品を見ながら、待つこと約1分。
ものすごい勢いでお店の前のカーブを曲がり、戻ってきたおじさんは車を裏口に留めて、ささっと店内に入り、店先のドアを開けてくれました。
「Thank you!」と言って中に入ってみると、いくつかのフロアに分かれて沢山の商品がならんでいて、気分は高揚。
まずは1階からじっくりと見ることに。次へ1/2階へと足を進めてみていくと、壁面には大好きなキッチン用品が販売されているのか?飾られているのか?と戸惑うような形で掛かっていました。
その中の一つに、手のひらサイズの小さなスキレットを発見。
裏面を見てみると、Skookieの文字が。直径15cmくらいで、深さは1cm程度。おそらくパンケーキや目玉焼きを焼くためのものだろうなと推測。
自宅にあるものも含めてフライパンや鍋など、調理器具は一通り持っているけれど、その大きさの物は持っていなかったので、手に届くお値段なら欲しい!と思うお品でした。
スキレットを持って、オフィスにいる店員さんに聞いてみると10$だよ!と満面の笑みで返答が。迷わず購入することにしました。
翌日の朝、キャンプ場でゆっくりと過ごすことが決まっていたので、昨日購入したスキレットを使って、朝からパンケーキを焼くことに。
どのような状態なのかわからなかったので、シーズニングをしてから使用。
今回の旅でパンケーキを焼くのは初めてだったので、まずはシンプルなお味にしようと小麦粉と全粒粉をベースとした生地に、イングリッシュティーの茶葉とカカオニブ、カシューナッツを入れたパンケーキを作ってみました。
鉄製のフライパンはしっかりと温めて、油を入れて使用するとくっつきずらくなるので、このスキレットも同様に使用。
パンケーキを作る際は、温めた後に濡れた布巾の上で少し冷ますと良いと効いたことがあるので、記憶を頼りに作ってみると底面に全く焦げ付くことなく、焼き上げることができました!
後からこの商品をネットで検索してみると、アメリカンなクッキーやパンケーキなどを焼くためのスキレットだったようで。Camp chef というメーカーから販売されていました。
今回道中で出会ったアンティークショップは、Eagle roost antiquesというお店でユタ州のBeaver(ビーバー)という場所にあります。Bryce Canyon national park(ブライスキャニオン国立公園)まで1時間30分、Capitol reef national park(キャピトルリーフ国立公園)まで2時間30分程度の場所にあります。
私が購入した調理器具をはじめ、食器や雑貨、おもちゃ、洋服など様々な物が置いてある楽しいお店です。アメリカのアンティークショップに行きたい!掘り出し物を探したい!という方やお近くを通られる方はぜひ!